断熱材の施工現場レポート
昨日は地元の断熱材業者が手がけている2ヶ所の現場へ見学に行ってきました。
最初の現場はセルロースファイバーの改築工事を行っていました。ここでは地元の業者が製造するISO-PRO と呼ばれるドライタイプのセルロースを使用していました。
この建物は1960年代に建てられたもので、壁内には当時のロックウール断熱材がわずかに残っていました。特別な機械でR値を測定したところR-6程度だったものが、セルロースを吹き込んだ後はR-22 まで断熱性能があがりました。ここの住民は今までとは比較も出来ないほどの快適な生活が出来る事間違い無しです。
Arrow INSULATION の皆様、ご協力ありがとうございました。
次の現場は新築工事の現場でした。ここでは大型なブローワーでグラスファイバーを圧送し充填するタイプの施工法でした。
新築現場なので室内側からの施工になります。柱と柱の間に透湿防水シートをオートマチックのステープルガンで隙間なくパンパンに貼り、一気にグラスファイバーを吹き込んでいきます。通常は2人1組で施工をし、100坪を超える大きな現場でしたが1日にあれば完了してしまうそうです。
↑オートマチックのステイプルガンで透湿防水シートを張っている様子
この現場ではKnauf 社の ECOSEAL という特別なブルー色のシーラーでスタッド間の隙間や天井と壁の取り合いの部分など細部にわたり気密化をはかっていました。
←こちらは完成した壁
http://ecoseal.knaufinsulation.us/
Gale Insulation の皆様、ご協力ありがとうございました。