Street of Dreams 2017 レポート「THE OREGON DREAM」

毎年恒例の、住宅展示会Street of Dreamsが今年もオレゴンで開催されました。
今年も日本からのお客様をご案内し、アメリカの住宅のトレンドや、
最新の建材を実際に見て、感じて頂くお手伝いをさせて頂くことができ大変光栄でした。

今年は全部で5棟が建てられました。
1棟目は、「THE OREGON DREAM」です。
地元の建材を使い、自然なままの雰囲気が全米で大人気のファームハウススタイルを取り入れ、
インダストリアルで都会的なタッチと組み合わせて、コンテンポラリーファームスタイルを実現しました。

入口を入ると、家の中心となるダイニングルーム・グレートルームが広がります。
最近はリビングやファミリールーム、勉強部屋などの役目を1部屋で兼ねた
「グレートルーム」を取り入れた物件が増えています。


家族が一同に集まって団らんできるグレートルームと中庭とはガラスドアを使って解放感を出し、
きれいに整備された中庭の景色も、まるで部屋の一部のようにに感じられます。
プール付きの中庭や、暖炉やバーが備えられたアウトドアリビングエリアでは、
ホストもゲストも、双方が満足できること請け合いです。

マスタースイートのバスルームは、独立型タブのある浴室とシャワールームをガラスで仕切り、
スタイリッシュに仕上げてあります。

2階のベッドルーム、ゲストルームはアーチ天井のため、とても広々とした雰囲気です。

流行りのバーンドアももちろん取り入れて、上品なファームハウススタイルで統一されています。

面積：4,822ft²（448m²）、 4ベッドルーム、3バス、2ハーフバスで売り値は$1,890,000ドルです。

10/2 出荷レポート~横浜混載便~

シアトルは綺麗な森と湖、海に浮かぶ島に囲まれた素敵な都市と言われますが、
ここ数年シアトルの住宅価格は上昇し続けており、ワシントン州の住宅価格上昇率は現在全米で1番高く、
その記録は11ヶ月間続いています。
2位のポートランドの不動産価格が落ち着きつつあるにも関わらず、
シアトルの価格はいまだ上昇し続けており、これからますます上がることが予想されています。
私の友人や家族も、シアトルに住むのは高すぎると、他州へ引っ越しをしてしまいました。
家賃が手頃で、シアトルにありがちなstuck-up（お高くとまった）感のない、
アメリカの本来の多様性（Diversity）が感じられるようなエリアも、
ここ数年、低～中所得居住者の追出しをもたらす高級住宅化（Gentrification）が顕著で、
住宅価格高騰で家を失い、市外への転居を余儀なくされている人が多くいます。
今まで、自然豊かで美しい街と言われてきたシアトルが、都市開発が進み、好景気に乗って変貌しています。
持たざる者を蹴落としてまで自身の繁栄だけを追い求める、自己中心的な街ではあって欲しくないですね。

さて、今週も横浜行き混載便を出荷しました。
主な荷物は内部ホロコアドア、樹脂サイディング、モールディング、ガレージドア、コラム、シンク、ハウスラップ、遮熱材等です。

モールディングはクラウン、ケーシング、巾木など、様々な形状、種類があり、
出荷前には形状や長さ等、細かく確認し出荷しています。
倉庫のコンクリートの床に這うようにして、まとめられたモールディングの梱包を開けて検品しています。
以前はメーカーが違う商品を納品する事もありましたが、最近はメーカーからの間違いは少なくなっています。

積み込みはいつもより1日遅くなってしまいましたが、無事予定通りの荷物を積み終えることが出来ました。

このコンテナは10月下旬に横浜へ到着予定です。

9/25 出荷レポート~横浜混載便~

先週は複数のコンテナ出荷があり大忙しでしたが、ゆっくりする間もなく今週も混載便を出荷しました。
主な荷物は省エネトリプル樹脂サッシ、照明器具、ホロコア内装ドア、ファイポン、ハウスラップ等です。

弊社で取扱いの照明器具は、数年前まではプログレスとキチラーが主でしたが、
最近のインテリアデザインのトレンドを受けて、ここ数年はRestoration Hardwareも、
アメリカ国内だけならず、日本でも人気が高くなっています。
ゴージャスなシャンデリアから、シンプルなペンダントライト、
流行りのエジソンライトやおしゃれな外灯まで、
住宅の印象を決めると言っても過言ではない照明器具も、様々なメーカーの物を取り扱っております。

気になる商品があれば、いつでもお問い合わせ下さい。

このコンテナは10月中旬に横浜へ到着予定です。

9/22 出荷レポート~苫小牧単独便~

今週は複数のコンテナ出荷で、倉庫は積み込みに追われ、大忙しでした。
このコンテナは元々8月に出荷を予定していましたが、工期がずれたため出荷を後らせていました。
そのため、出荷予定の荷物は全て倉庫に入荷しており、出荷準備は余裕を持って行えました。

主な荷物は、トリプル省エネ樹脂サッシ、サーマスルーファイバーグラスドア、電動ゲート、屋根材、セメントサイディング等です。

最初20’のコンテナに積む事も検討しましたが、サイディングの長さもあり、
大きな窓が複数あったため、ぎゅうぎゅうに詰めて、破損してしまっては元も子もないので、
結局40’コンテナで出荷しました。
スペースには余裕があったので、積み込みもスムーズに進みました。

弊社では、サッシやドアなどの一般建材はもちろん、電動ゲートのような珍しい商品も取り扱っております。
都会のように限られた敷地内で家を建てる場合には、大きな庭を持つのはなかなか実現が難しいですが、
北海道のように大きな敷地があれば、電動ゲートはとても便利ですね。
アイアンのカッコいいゲートがある輸入住宅、お施主様も完成を見て、大いに喜んで頂けることと思います。

こだわりの輸入住宅建材をお探しでしたら、いつでも日本語でお問い合わせ下さい。

このコンテナは10月中旬に苫小牧へ到着予定です。

9/20 出荷レポート~博多単独便~

今週はコンテナの出荷が複数あり、大忙しとなりました。
その内の1本はドライウォールを載せた博多行き単独便です。

アメリカの住宅の壁はドライウォールが主流で、壁の穴の補修やペイントが簡単にできるのが魅力です。
壁に穴を開けて棚を取り付けたり、好きな色にペイントするのも気軽にできるので、
例え賃貸住宅でも、日本のように、壁の画鋲の穴1つに神経質になる事もなく、
流行や趣味の変化に合わせて模様替えが簡単にでき、大変お勧めの建材です。
アメリカのホームセンターのペンキコーナーに物凄い種類の色があるのも、
気軽に壁をペイントできる住宅環境があるからですね。

弊社でもドライウォール施工の研修ツアーをシアトルで行っており、社員研修でご利用頂いています。
その他の各種施工の研修もご相談を承っておりますので、いつでも日本語でお問い合わせ下さい。

ドライウォールコンテナの積み込みは、ライブロードで短時間で終了しました。

このコンテナは10月中旬に博多へ到着予定です。

9/18 出荷レポート~横浜混載便~

アメリカの国技は一応野球だそうですが、現代では野球よりもアメフトを好む国民が多く、
フットボールが国技と言ってもいいくらいになっています。
そんなアメリカの国民的スポーツであるフットボール選手に対して、先日トランプ大統領が攻撃的な発言をし、
それに抗議した選手や監督などが、試合前の国歌斉唱に起立しないという例が今週相次ぎ、
この話題が今週の大きなニュースとなっていました。
シアトルSeahawksにおいては、国歌斉唱の時に選手が誰も会場に姿を現さないという形で抗議しました。
未だまだ根強く人種差別が残る米国の社会システムに対して、SNSなどで声を上げる人が増えていますが、
今回はスポーツの世界までこの動きが広まってきており、
トランプ政権の元でアメリカの分断は更に広がっています。

さて今週も横浜行混載便を出荷しました。
主な荷物は省エネトリプル樹脂サッシ、サーマスルーファイバーグラスドア、ホロコア内部ドア、ガレージドア、オープナー、キャビネット、ハウスラップ、遮熱材等です。

最近はガレージドアや電動オープナーのお問い合わせを頂くことが多くなってきています。
最新のオープナーはWiFi内蔵で、スマホで遠隔操作やモニタリングができ、とても便利ですので、
まずはモデルハウスに取り入れてみてはいかがでしょうか？

このコンテナは10月上旬に横浜へ到着予定です。

9/11 出荷レポート~横浜混載便~

今週から、待ちに待ったアメフトのシーズンが始まりました!
この時期になると、地元業者とやりとりするのメールの文末は、
シアトルのチームSeahawksを応援する合言葉、「GO HAWKS!」が決まり文句になります。
今週、Seahawksは、プレーオフ常連でもある強豪Green Bay Packersと対戦でしたが、
Packers相手にアウェーの試合では、過去、9戦9敗と散々な結果を残していました。
両チーム共ディフェンスが頑張っていたので、得点がなかなか入らない面白い試合でしたが、
Seahawksは相変わらずオフェンスがもうひとつパッとせず、
また、レフリーの誤審が2回もあり、そのせいでシアトルは12点取り損ね、負けてしまいました・・・
来週は（弱小）49ersとの対戦なので勝てそうですが・・・油断禁物ですね。GO HAWKS!!

さて、今週も横浜行混載便を出荷しました。
主な荷物は省エネトリプル樹脂サッシ、玄関ドア、樹脂サイディング、セメントサイディング、コラム、木材、ハウスラップ、遮熱材等です。

最近、サッシが予定通りに入荷しない事が頻繁に起きていて、コンテナの積み込みにも影響が出ています。
先日は、大きなサッシの配達時に、配達のドライバーが倒して枠を割ってしまい、出荷が遅れていました。
すぐに交換品を手配したにも拘らず、壊れたサッシをいつまでも取りに来ず、
自分達が壊したにも拘らず、交換品の入荷予定をいつまでも知らせて来ないので、
納期が間に合わないから日本まで航空便で送って、航空便を請求します!と言ったら、
慌ててやっと連絡してくる始末でした。
しかし交換品の入荷も予定日より数日遅れ、このコンテナで出荷できるか、かなりヒヤヒヤさせられました。
何とか積み込みに間に合うように入荷したのでよかったのですが、もう少し予定通り製造してほしいものです。

サッシの量が多く、重労働でしたが、積み込みは無事に終わりました。

このコンテナは9月末に横浜へ到着予定です。

9/1 出荷レポート~横浜混載便~

先日テキサス州をハリケーンが襲いましたが、シアトルのあるノースウェスト地域では、
森林火災によって灰が降ると言う現象が起きています。
この降灰によって、空はどんよりとして、夕日がいつもより赤く見えました。

今週も横浜行混載便を出荷しました。
今週末はLabor Dayの連休になるため、コンテナのスケジュールが前倒しになりました。
いつもより1日早い積み込みスケジュールでしたが、出荷予定の荷物はほとんど揃っていたので
余裕を持って出荷の準備を進めることが出来ました。

主な荷物は、トリプル省エネ樹脂サッシ、玄関ドア、セメントサイディング、空調システム、KOHLERシンク、エルドラドストーン、ハウスラップ、遮熱材等です。

積み込みもスムーズに進みました。

この3連休中に、過去の最高気温が更新されるほどの猛暑になりましたが、
残り少ないシアトルの夏をしっかり満喫できました。

このコンテナは9月中旬に横浜へ到着予定です。

8/21 出荷レポート~横浜混載便~

今週はアメリカを皆既日食が横断するという事で、全米が大盛り上がりでした。
弊社事務所からは太陽の92％が隠れる部分日食が見られました。
太陽を直接見ると目を傷めるので、お手製の日食メガネを段ボールで作って観察しました。
段ボール箱の一面にホイルを貼って、画鋲で穴を開け、太陽のほうに向けるとこのように見えます。

なかなか見られない日食を見る事ができ、いい経験になりました。

さて、今週も横浜行き混載便を出荷しました。
主な荷物は省エネトリプル樹脂サッシ、内外ドア、モールディング、ファイポン、階段材、シャッター、遮熱材、ハウスラップ等です。

積み込みはスムーズに進みました。

このコンテナは9月上旬に横浜へ到着予定です。

8/7 出荷レポート~横浜混載便~

日本は各地で雨が増えているようですが、シアトルは雨の降らない日が50日以上続いて、記録となりました。
気候変動も世界各地で増えていますが、現代はアンソロポシーンという新しい地質年代（ジュラ紀とか白亜紀とかありますね）に突入したと言われています。
アンソロポシーンとは、人間の活動が、生態系や環境に多大な影響を与える時代を意味し、
つまり今起きている気候変動は、人間の日々の活動の結果起きていると言う考えです。
地球が1年間で生み出す事が出来る地球資源の量を人間が使い果たした日を
「アースオーバーシュートデー」と言いますが、
この日付けも毎年早くなってきて、今年は8月2日だったそうです。
（去年は8月6日、計算を始めた1987年は12月19日!）
つまり、8月2日の時点で、人間（主に先進国の我々）は、
地球が1年で自然に再生できる資源を使い果たしたという事です。
年末までに使う資源ははてさて、どこから出て来るのでしょうか？
今後資源を巡っての競争（戦争）は裂けられなくなってきそうですね。
どんな経済活動も、平和な環境があるからこそ行えるものですので、
気候変動をいつまでも他人事と思っていてはいけない気がします。

さて、今週も横浜行き混載便を出荷しました。
主な荷物は外部ドア、サイディング、合板、水栓関連、モールディング、照明、遮熱材、ハウスラップ等です。

名古屋単独便に続いてすぐの積み込みのスケジュールだったので、
出荷準備に遅れのないように気を付けました。
積み込みはスムーズに進みました。

このコンテナは8月下旬に横浜へ到着予定です。